コラム
いまやオンラインでの会議や商談が当たり前の時代。
パワーポイントの資料を使う場面も増加しています。
しかし自社テンプレートやフォーマットが整備されていないと、
各担当者が思い思いに作成することになり、
気づいたら資料の見た目や仕様がバラバラに…なんていうことも。
今回ご紹介する案件も、まさにそうしたお悩みから始まりました。
・各担当者が必要に応じて作ったので見た目や仕様がバラバラ。デザインや体裁を整えたい。
・製品資料や勉強会・啓蒙用の資料など150点もあり、社内のリソースで対応できない。
当初、A社様からのご依頼は、
「150点の既存資料を、見やすくレイアウトしなおしてほしい」という内容でした。
しかし、一度既存の資料を整えたとしても、
パワーポイント資料に関する明確なルールが存在しなければ、
その後社内で新しい資料を作成するたびに、同じことが起こる可能性があります。
そうした事態を防ぐため、まずはパワーポイント資料のガイドラインと、
デザインテンプレートを作成することをご提案。
その後、既存資料の改訂を進めることになりました。
ガイドラインは、どこまでルール化するかをA社様とすりあわせたうえで、
フォント・配色・本文フォーマットをはじめ、
画像や表組・グラフの配置等、標準的な要素に関する規定を漏れなくカバーし、
資料の作成者が悩まないような内容に仕上げました。
デザインについては、ブランディングにつながることや見やすさを考慮し、
ロゴの規定やブランドイメージを反映したテンプレートを作成。
上記が固まったうえで、既存資料150点の改訂作業を行いました。
ガイドライン、デザインテンプレート、改訂後の既存資料をすべて納品したところ、
お客様からは、
「各要素の意図や営業の使い方を想定したガイドラインを提案してくれたのが良かった。改訂後のパワーポイントは、企業として一貫性のあるデザインになり、かつ資料として使いやすくなった」
「今後の新商品展開に合わせて作成する資料については、当初は社内で対応する予定だったが、クオリティの高さから、はじめからエデュプレスにお願いしたいと考えている」
といったお声をいただきました。
その後も新規のご依頼いただくなど、継続してお取引をいただいています。