【事例コラム】
印刷物のコストダウン
クオリティや印象を変えない方法でご提案

【ご相談内容】

A社様では、自社の仕事内容やその魅力などを伝えるリクルートブックを作り、求職者向けにDMでお送りしています。

今回、採用活動にあたり前年と同じ内容のリクルートブックを使いたいが、何とかコストダウンをしたいというご相談をいただきました。

【コストダウンに向けた提案・対応】

A社様のリクルートブックは、職種ごとに仕事内容をイラストで紹介しており、B5変形サイズ・特殊紙を使用。受け取り手に親しみを与えると同時に、記憶に残りやすいものでした。

そこで、これまでのリクルートブックの良さであった全体の印象やクオリティをできるだけ損なわないコストダウン案として、以下をご提案しました。

・変形サイズから定型サイズへ
持ち運びやすく、手に取りやすいサイズ感はそのままに、少しだけ小さいB5定型サイズへリサイズ。定型サイズにすると用紙のムダが減り、用紙代を下げることができます。

・特殊紙から、一般的なマットコート紙へ
イラストの雰囲気や全体のクラフト感を損なわない代替え用紙として、マットコート紙への変更をご提案。特殊紙のザラついた手触り感は薄れるものの、手描きタッチのイラストはクリアで美しい発色にできます。

用紙を変えることに対しては、「DM発送費が予算オーバーになるのでは？」というお客様のご懸念も。そこで冊子の正確な重さ・厚みが確認できるよう、束見本（つかみほん）を作成。DM発送費を算出・ご提示し、お客様の不安を解消しました。

※束見本：本番と同じ用紙・製本仕様で作った白紙の製本サンプル

これらの提案をご採用いただくことで、
リクルートブックの印象や雰囲気はできるだけ変えずに、
当初の予定より23％のコストダウンが叶いました。

印刷物のコストダウンは、上記のようにシンプルな方法だけでなく、印刷物の内容や性格により様々な施策が考えられます。

エデュプレスは自社の印刷工場、製本ラインがあるので、束見本の作成にもすぐに対応可能。
またDMの制作から発送までを含めたコストダウンのご要望にも対応いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。