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2025.11.28

【お役立ちコラム】
今すぐ見直しを!印刷物コストダウンのヒント

物価高の影響が様々な業界で長期化する中、印刷物にかかるコストもじわじわと企業を圧迫しています。
印刷物のコストを下げるコツは、「印刷物ができるまでの工程を確認し、そこに潜むムリやムダを見直す」こと。
品質を下げることなくコストを最適化する、そのヒントをご紹介します。

今ある印刷物は「最適」ですか?

最適な用紙をムダなく使う
●サイズとページ数を見直す
パンフレットなどを変型サイズで作っていませんか? A4やB5などの定型サイズは印刷用紙の規格に合わせたサイズです。こうした定型サイズにすると、特殊なサイズより用紙のロスを減らすことができます。
またA4サイズの場合なら、16の倍数を基準にしてページ数を考えると、用紙を効率的に使うことができます。

●用紙を選び直す
上質紙やコート紙は、複数の製紙メーカーが同等品質で製造しており、それぞれ価格が異なる場合があります。もし見積書に特定の用紙の名前が記載されていて、その銘柄にこだわりがない場合は、その時点で一番安い用紙を使用することで用紙の価格を下げることができます。また、郵送で配布する印刷物の場合、今より少しだけ薄い用紙に変えると、用紙コストが下がるだけでなく郵送費の削減につながる可能性もあります。

効率の良い印刷方法を選ぶ
●印刷方式を見直す
印刷物の仕様や部数により適切な印刷方式が異なります。「オンデマンド印刷」は小部数でも比較的安価に制作ができ、対して「オフセット印刷」は部数が多くなるほど1部あたりの単価が下がります。少部数のものをオフセット印刷で印刷している場合、料金が割高になっていることがあるので見直しが必要です。

●色やインクを見直す
ロゴマークなどに特色インク使っている場合、プロセスインク(CMYK)に置き換えるとインク代を抑えられます。また、必ずしもカラーでなくても良い内容なら、2色やモノクロに変えて色数を減らすと版代を減らすことができます。

●付合せ印刷の可能性を探る
仕上がりサイズや用紙が同じ印刷物を同時期に作るなら、複数の印刷物を1枚の用紙に合わせて印刷する「付合せ印刷」が可能です。通常ならそれぞれの印刷物にかかる刷版費が削減され、トータルコストを抑えることができます。

「見せ方」「伝え方」を検討する
●情報を精査する
自社の製品に自信があるほど、カタログに盛り込みたい情報は増えるもの。でも、情報を詰め込み過ぎて大事なことが伝わらなかったのでは逆効果です。情報を精査してターゲットが本当に必要とするものに絞り、カテゴリー分けなどをしてわかりやすく見せることが大切です。情報が伝わりやすくなると同時に、ページ数削減につながることもあります。

●デジタルを活用する
カタログや会報誌をデジタルブックに替えるのも印刷物コストダウンの一つの手。ターゲットや内容によっては、紙よりデジタルのほうが情報が届きやすい場合もあります。
また仕様変更の多い製品のカタログなどは、仕様やスペックをWeb掲載へ振り分けると、カタログのページ数と改版回数を減らすことができます。Webの閲覧履歴からターゲットの興味・関心を把握できるなど、次の改版につながる効果測定も行えます。

在庫管理や発送を効率化する
●自社の販促活動に最適な業者を選ぶ
印刷物の在庫や仕分け、発送までをワンストップで作業できる業者に任せれば、業者間の移動時間や移動費がかからずコストダウンにつながります。さらに、必要な時に必要な部数だけオーダーできる仕組みがあれば、過剰印刷による廃棄を防ぐことで無駄なコストも回避できます。

トータルコストで考える

印刷物のコストダウンには様々な方法がありますが、「制作」「印刷」「管理」「配送」といった各工程を見直し、トータルで考えることが大切です。
単純に「印刷」部分だけのコスト削減を考えるより、「制作」や「管理」「配送」も見直すことで、情報発信の質の向上や業務の効率化につながり、企業においてトータルなコストダウンが実現できるでしょう。

エデュプレスには、商品やサービスの魅力を伝える様々な手法、長年培った印刷ノウハウ、印刷物の管理・配送をラクにするシステムがあります。お客様の情報発信を内容・コストともに最適化するお手伝いをいたしますので、お気軽にご相談ください。

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