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2024.11.22

【お役立ちコラム】
初心者向け! GA4の見方、使い方

Webサイトのアクセス解析ツールとして幅広く利用されている「Googleアナリティクス4(以下、GA4)」。「どんな人が」「どこからきて」「どのような行動をしたか」がわかるため、企業サイトを改善し、お問い合わせや資料ダウンロードなどのアクションにつなげるための重要な情報源になります。

しかし中には、

・旧バージョンであるユニバーサルアナリティクス(UA)の停止にあたり急いでGA4に移行をしたものの、初期設定だけ行って放置している。
・どの情報を、どのように見ればいいかわからず、あまり活用できていない。

などのお悩みをお持ちのご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、エデュプレスにも、GA4の見方、設定、分析などについて、ご相談いただくことが多くあります。

そこで今回は、GA4の基礎知識と、よくご相談をいただくポイントについてご紹介します!

▼GA4の初期設定がお済みでない場合はこちらの資料をご参照ください▼
「Googleアナリティクス4移行事前準備ガイド」

GA4の画面の見方

まずは、GA4の画面構成について解説します

①ホーム画面・・・ユーザー数や新規ユーザー数、イベント(サイト内で行動したユーザー)数などが確認できます。
②レポート・・・ユーザー属性やテクノロジー(OSやデバイス)、集客などの計測データを確認できます。「標準レポート」とも呼ばれます。今回はこの「標準レポート」の、基本的な確認方法を覚えましょう!
③探索・・・目的にあわせてカスタマイズしたレポートを作成できます。「標準レポート」よりもユーザーの動向を詳しく分析することが可能です。
④広告・・・Google広告アカウントと連携することで、広告の状況を確認できます。
⑤管理・・・アカウントやプロパティの設定ができます。イベントやキーイベント(設定した目標において、ユーザーが行った特に重要なアクション)の設定もこの画面で行います。

GA4でまず確認すべき項目
レポート(標準レポート)

「レポート(標準レポート)」は、Webサイト全体の状況や、基本的なデータを確認できる機能です。レポートのスナップショット/リアルタイム/ユーザー属性/テクノロジー/集客/エンゲージメント/収益化/維持率というメニューで構成されていますが、そのなかでも今回は、特に「どんな人が」「どこからきて」「どのような行動をしたか」がわかる項目についてご紹介します。

①ユーザー属性
「どんな人が」サイトを訪問しているか

左メニューの「レポート」>「ユーザー属性」>「概要」を選択すると、当サイトを訪問しているユーザーの国、地域、年齢、性別などが確認できます。

どのような属性の人が、どのくらいサイトを訪問しているかを確認することで、例えば「見てほしいターゲットにサイトを見てもらえているのか」、もしくは、「これまでターゲットと考えていなかった属性の人から意外な需要がある」といった情報を分析し、掲載コンテンツの改善などに役立てることができます。

②集客
「どこから」サイトにやって来たか

左メニューの「レポート」>「集客」>「ユーザー獲得」を選択すると、ユーザーがサイトを訪れたチャネル(流入経路)と、チャネルごとの総ユーザー数、新規ユーザー数、リピーター数などが確認できます。
「トラフィック獲得」では、チャネルごとのセッション(Webサイト全体の訪問数)などが確認できます。

マーケティング施策の効果測定や、検索での流入、流入数の変化の分析などを行うことで、次回施策の検討に活用できます。

③エンゲージメント
サイト上で「ユーザーがどんな行動をとったか」

左メニューの「レポート」>「エンゲージメント」>「ページとスクリーン」を選択すると、ページごとの閲覧数が確認できます。
訪問したユーザーがどのようなページを閲覧しているか確認することで、サイト改善のヒントを得ることができます。

また、「レポート」>「エンゲージメント」>「ランディングページ」では、ユーザーが最初にアクセスしたページがわかります。最初に見たページは、サイト全体の印象を左右します。デザインや情報が古くなっていないか、ほかのページを見てみたくなる内容になっているかなど、改めて検討しましょう。

よくあるご相談

最後に、GA4に関して、お客様からエデュプレスによくご相談をいただくことについてご紹介します。

「GA4で内部トラフィック(身内のアクセス)を除外したい」という内容です。

業務の一環で、社員が自社のHPを確認する機会がありますよね。
正確にユーザーからのアクセスだけを測定するために、自社からのアクセスを計測データから除外する設定ができます。

「管理」>「データの収集と修正」>「データストリーム」>「タグ設定を行う」

「内部トラフィックの定義」を選択。

内部トラフィックルールの「作成」を選択し、ルール名と、除外する自社のIPアドレスを設定します。

この設定が完了した後に、「データの収集と修正」内の「データフィルタ」を開きます。

先ほど作成したルールが表示されたら、ルール内の「フィルタの状態」を「有効」にします。
これで社内からのアクセスを計測から除外することができるようになりました!

GA4、またGA4の結果にもとづいた
WEBサイトの改善は
エデュプレスにご相談ください!

エデュプレスでは、先ほどご紹介したようなGA4のちょっとしたお悩みから、

・サイトの目的に応じた最適な計測環境の設定
・計測結果の分析
・分析結果に応じたサイトの改善提案

まで、さまざまなご相談に対応しております。
GA4や、WEBサイトに関してお悩みのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

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